優雅なランチタイムはいつやってくるのか
12時。お昼時になったら、デスクチェアにかけてある、ミルクレモンカラーのカーディガンをさっと羽織り、「お昼行ってきま〜〜す」とフェラガモの財布とスマホ、社員証を首からかけて、5センチヒールのパンプスでビルの外に駆け出す。
今日はお昼食べる気分じゃないな、と思いつつ近所のスープストックで夏限定のビシソワーズにパンを頼む。食後のアイスコーヒーを飲みながら、週末の予定をスケジュール帳に書き込む。
そろそろ時間だ!とコンビニで最近ハマっているグミを買い、ジャスミン茶も追加して会社に戻る。
そんなお昼がいい。
今は絶賛吐き気が何故か止まらず、自作の弁当のサラダしか口にできてないない。
このままヒルナンデスを見て終わる冴えないOLの日々に耐えられず、脳内だけはスープストック。
優雅なランチタイムは一生来ないし、帰りは高橋一生似の彼とイタリアン!でもなく、帰りは速攻病院。
今日も今日とて、かえりたい
あ、今日はテラスハウスだ