ドライヤーの先っちょが行方不明
どうも、ドライヤーの先っちょが先週から行方不明になり情緒不安定なOLです。
お気に入りの、なんかマイナスイオンが出るとかいうドライヤーの、透明な先っちょがいなくなり、脅威の機械の断面がむき出しでちょっと怖い。
髪を乾かすたびに焦げてしまいそうで、毎日病んでいる。
あの先っちょの意味はなんなのか。
あの少し細めの先っちょを装着することで、ドライヤーの熱風はまっすぐ、思った通りの方向に向かってくれるのではないか。
よく分からないけれど。
いまはサイボーグの腕の断面みたいな奴がブォーンという音を立てて、熱風をあちこちに撒き散らし、風を当てたいところに当たらない。
そのせいなのかなんなのか、髪は変な方向に乾き、髪を洗ったばかりなのに寝癖のような仕上がりになる。
ていうか髪を乾かすのがめんどくさい。
前まではお風呂がとことん好きだった。風呂から出たくなかったし、出なかった。
風呂の中に色々持ち込み、挙げ句の果てには寝ていた。
私の大好きな江國香織先生もエッセイで、母親に「まるで両生類みたいね」と言われたとかなんとか書いていたような気がする。
なので風呂に住む習慣は誇らしかったし、素敵な時間だと思っていた。
だがしかし、社会人になってからは途端に風呂がめんどくさい。
めんどくさすぎる。
もう疲れ果てた身体は水圧に体力を奪われるのも、こってりと塗った化粧を落とすのも、外気にさらされた髪を洗うのも、コンタクトを取るのも、すべてがめんどくさいのだ。
全自動お風呂機が欲しい。
以前、ドラえもんの映画、「宇宙漂流記」に、お風呂に一瞬で入れるひみつ道具があった気がする。ボタンを押せば、大きな丸い水の塊が
出てきて、その中に入れば息もできるし身体も洗える。ただ大きな水滴の中に入るだけ。
どうやったら手に入るのか。
今はソファーで全自動お風呂機に思いを馳せている。
明日は仕事で案件が舞い込んで来そうなので、アマゾンプライムでひたすら病まないような、静かな映画やドラマを見ている。
リトル・フォレスト最高、、、。
では全自動お風呂機ではない風呂に飛び込んできますさようなら。